田中英祐さんが京都大学から初のプロ野球選手となった事で話題です。
2014年10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、京都大学から史上初のプロ野球選手として千葉ロッテから2位指名を受けました。
京都大学では工学部に在籍し工学基礎化学を専攻。週3日の実験をこなしながらリーグ戦・練習に備えたというまさに文武両道の田中英祐さん。そんな田中英祐さんに今回は密着しました!
田中英祐さんのプロフィール
名前:田中英祐(たなか・えいすけ)
生年月日:1992年4月2日
出身:兵庫県高砂市
身長:180㎝
体重:75㎏
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
最速149kmの速球を武器にした本格派ピッチャーで、球種はフォーク、カーブ、スライダー、ツーシーム、カットボールなど多彩です。
また、プロから注目された1番の理由は「故障しにくいタフな体」だそうです。
投手で多い肘や方の故障の経験も一度もないそうで、どんなに速い球や良い球を投げれても故障持ちの選手はどの球団も欲しくない、実は「ケガをしない」ことが一番の田中英祐さんのアピールポイントなのではないでしょうか。
そして、なぜこれだけ田中英祐さんに注目が集まったかと言うと、京都大学史上初のプロ野球選手が誕生したからです。
皆さんご存知の通り関西では超エリート校ですが、平日午前10時から夕方5時まで研究をしなければいけない「コアタイム」という時間があるそうで野球部の練習はその後から。
「文武両道」を目指す最終学年の田中英祐さんにとって厳しい現実であった事は想像がつきます。そんな環境で尚且つ練習設備も整っていない中でのプロ入りですから、これからプロを目指す人にとっては、頼もしい存在です。
ロッテに入団するわけですが、監督の伊東勤、投手コーチ川崎憲次郎は個人的にはピッチャーにとっていい環境であると思います。
本人は楽天の則本投手をお手本にしているそうですが、言うまでもなく、頭のいい投手であることは間違いないので、桑田真澄のような頭脳派のピッチャーとなって欲しいですね!